トップページ>当社の作業環境>作業環境設備への取り組み

作業環境への取り組み

 
ECDポンプは、噴射圧力の高圧化に伴ない、従来の列型・VE型噴射ポンプと比べて、わずかな異物(バリ、切粉、砂塵、塗装片 等)でもエンジン不調などの原因となるため、当社は噴射ポンプ修理作業自体の作業環境整備に積極的にも取組み、より一層の注意を払って分解・組付け・調整作業を実施しております。
◆異物付着防止策実施例
・外観洗浄機を1階に設置し、洗浄後エレベーターで2階へ搬入。
・ECD専用組付け室、調整室を設置し、外部異物を持込みにくくしている。
・組付け室は加圧式換気扇で正圧にし、塵埃の侵入を防止している。
・使用新品部品も開封後、専用機でエアブローしてクリーンルームに持ち込む。
・異物飛散防止のため、エア吹き作業専用室を設置。
・内部洗浄機を汚れ物専用と新品専用に分け、さらにECD専用洗浄機を設置。

また当社が取組む作業環境整備基準を以下ご紹介します。
 
作業環境設備への取組み
設備項目 設備内容
1F 作業場
(全室にルームエアコン設置)
①外観洗浄室
1Fの独立しているこの場所で修理受注品の外観洗浄と内部オイル出しを実施する
…ポンプ外部に付着している異物等の飛散防止の為分離する。

②ECDポンプ専用分解室
サプライポンプ等ECDポンプ専用分解室を設けて集中的に実施する。

③メカニカルポンプ専用分解室
列型・VEポンプ専用分解室を設けて集申的に実施する。

④ポンプ搬入用エレベーター
分解並びに清掃されたサプライポンプやECD修理晶を専用エレベーターで、2F
作業室に上げる。

⑤ 空気・油圧作業室
独立した室内で作業をする。

⑥外観専用自動洗浄機(3台)
自動洗浄機を使用しての外観並に部品洗浄をする。

⑦産業廃棄物置場
廃油・廃材等分別仕訳し,雨水防止対策として屋根を設置,又床は防水塗装とした。

⑧自動梱包作業機
出荷作業省力化の為導入する。
2F
(全室にルームエアコンを設置して,窓の開閉をしない)

⑨ 洗浄機
a.自動部晶洗浄機(1台)
b.手洗い洗浄機(2次洗い用、3台)
c.クリーン洗浄機(組付直前クリーン洗浄用,1台)

⑩エアーブロー室
洗浄後の部品等のエアーブローをこの部屋で実施する(異物飛散防止のため)

⑪ サプライポンプ組付に使用部品エアブロー室(クリーンルーム内)

⑫クリーンルーム(2重ドアーにしたサプライポンプ組付専用室)
加圧式防塵室として作業室外からの砂塵の異物侵入を防止する
出入り口には吸塵マットを引き、かつ作業員は靴の履き替えをする。
※手に付着する異物取り等工夫を凝らしています。

⑬ 防塵室(列型・VEポンプ専用組付室)
加圧式防塵室として作業室外からの砂塵の異物侵入を防止する。
当室内に独立したメカニカルポンプの謂整室を作り、CPS1台を設置。

⑭ECDポンプ専用調整室
CPS21… 3台設置

⑮サービスフロント

⑯リンク品室
製品別・型式別等見やすく管理する。
⑰リンク品専用エレベーター